1.オ列の長音(オ列の仮名に「う」を添える)の単語の例を挙げてみてください。
答え
おとうさん、とうだい(灯台)など。
【プチメモ】
「オ列の長音」については、文化庁サイトに以下の記述があります。
”(5) オ列の長音 オ列の仮名に「う」を添える。
例 おとうさん とうだい(灯台)
わこうど(若人) おうむ
かおう(買) あそぼう(遊)
おはよう(早) おうぎ(扇)
ほうる(放) とう(塔)
よいでしょう はっぴょう(発表)
きょう(今日) ちょうちょう(蝶*々)”
文化庁 現代仮名遣い 本文 第1(原則に基づくきまり)より引用
2.オ列の長音である「狼」は、どのように表記しますか?
答え
おおかみ
【プチメモ】
なぜ「狼」はオ列の長音なのに「おうかみ」ではなくて「おおかみ」なのでしょうか?
以下の文化庁のサイトをご参照ください。
上記のサイトを読めば、オ列の仮名に「う」を添えるルールに例外があることがわかるでしょう。
約20語の単語が例外として記述されています。
しかし、このページは長文で読むのに時間がかかります。
じっくり読みたい方は、パソコンのページ内検索(Ctrl+F)で「おおかみ」で探してみてください。
手っ取り早く知りたい方のために、このブログにもサクッとまとめておきます。
手っ取り早く知りたい方のために、このブログにもサクッとまとめておきます。
「かほ」→「かお」
「おほかみ」→「おおかみ」
「こほり」→「こおり」
もともと歴史的仮名遣いだったものを、現代仮名遣いに表記すると上記のようになるということです。
他にもまぎらわしい例外の単語が約20語あります。
下記に記述します。
- おおい(多い)
- おおきい(大きい)
- おおう(覆う)
- おおかみ(狼)
- おおせ(仰せ)
- おおむね(概ね)
- こおり(氷・郡)
- こおる(凍る)
- こおろぎ(虫の名)
- とお(十)
- とおい(遠い)
- とおる(通る)
- とおり(次のとおり)
- いきどおる(憤る)
- とどこおる(滞る)
- ほお(頬・朴)
- ほのお(炎)
- もよおす(催す)
これを読んでしばらくしたら次の第3問に進みましょう!
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3.オ列の仮名に「お」を添えて書く、オ列長音の単語の例を挙げてみてください。
何個覚えましたか?
できるだけたくさん思い出してくださいね。
答え
こおり(氷・郡)、とおる(通る)など。
何回でも上にスクロールして、他の単語を確かめてください。
こういう調べ物は文化庁のサイトが役に立ちます。
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もっと興味がある方はこんな本も参考にしてみてください。→かなづかい入門―歴史的仮名遣vs現代仮名遣 (平凡社新書)
もっと勉強したい人は下記のリンクへ
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YouTubeから
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長音表記の確認カード
そうかチャートチャンネル